日々の便り

2017年01月02日

「初詣」で「おみくじ」を引いて一年を占ってみたら・・・

新年に、初めて社寺にお参りする「初詣」。もともとはその土地を守る産土神や一族を守る氏神様に新年の挨拶をするもので、江戸時代には恵方(その年の吉の方向)にある社寺にお参りする「恵方詣」も流行りました。現代では、多少遠くても有名な社寺にお参りしたり、商売繁盛や合格祈願などのご利益の種類で詣でる先を決めるたりすることも多いでしょう。

かつては「年籠り(としごもり)」として、大晦日から元旦にかけて徹夜で社寺にこもる風習があり、それが大晦日の夜の「除夜詣」と元日の「初詣」に分かれていきました。
初詣は早いほうが良いとされているので、三が日を過ぎたら松の内(一般的には1月7日まで)に、遅くとも小正月(1月15日)を目安にします。参拝の後は、お札やお守りを買ったりおみくじを引いたりするのも楽しみですね。

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おみくじは「大吉」が出ればいうことなしですが、もし「凶」を引いてしまったらショックですよね。そんな時はどうすれば良いのでしょうか。「陰陽道」的な考え方では、「陽極まれば陰生ず、陰極まれば陽生ず」という言葉が表すように、やがては「吉」に転じるので大丈夫です。おみくじに書いてある内容をよく読んで、心に刻んでおきましょう。

また、おみくじは不満足な結果が出たとしても何度も占い直すものではありません。引いた後のおみくじの取り扱い方もご紹介していますので、どうぞこちらをご覧ください。

【暮らしを彩る年中行事】初詣
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