日々の便り

2017年03月16日

もうすぐお彼岸。春のお彼岸はぼたもちをお供え

春分の日を中日として、前後の3日を合わせた7日間は春のお彼岸です。今年の春分の日は3月20日なので、彼岸の入りは3月17日、彼岸の明けは3月23日となります。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、春めいた日が多くなってくるでしょう。
彼岸の入りには、家に仏壇があれば掃除をして清めましょう。故人の好物を供えたり、花を飾ったりして、彼岸の間は毎日お参りをしたいものです。

また、春のお彼岸にお供えし、おいしくいただくのは「ぼたもち」。「棚からぼたもち」ということわざがあるくらい、甘いあんこがついたもちはごちそうでした。

pixta_5597018_Sぼたもち.jpg

春は牡丹にちなんだ「ぼたもち」、秋は萩にちなんだ「おはぎ」と季節の花にちなんだ名前で呼ばれています。あんこの小豆は秋に収穫されるので、春はかたくなった皮を取ったこしあん、秋は皮ごと使った粒あんを使っていました。そのため、本来「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」は粒あんを使って作ります。
でも、現在はこうした違いにはこだわらなくなり、きな粉やすりごまのぼたもちなど、種類もいろいろありますね。おはぎ、ぼたもちの作り方もご紹介しています。
⇒【食の歳時記・旬の味】おはぎ・ぼたもち
http://www.i-nekko.jp/shoku/2016-091510.html

【季節のめぐりと暦】雑節/社日
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/shajitsu/index.html
【季節のめぐりと暦】雑節/彼岸
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/higan/index.html
【季節のめぐりと暦】二十四節気
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/

ページトップへ