日々の便り

2017年04月24日

旬のあさりを採りに行こう!潮干狩りのシーズン到来

4月25日から七十二候では「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」になります。ようやく霜が降りなくなり、苗代では種もみが芽吹いて青々とした苗に育っていく頃という意味です。そろそろ田植えの準備が始まり、忙しくも活気に満ちた農家の様子が目に浮かぶようです。 

さて、ゴールデンウィークのお出かけにおすすめなのが「潮干狩り」です。潮干狩りが庶民の娯楽となったのは江戸時代。今も大人も子どもも楽しめる春の人気レジャーです。

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主に採れるのはあさりですが、あさりが太るのは春と秋。海の水も温み始める今頃があさりの旬です。あさりは古代から食用とされており、どこの干潟でも漁ると手軽に採れたから「漁る」が転じて「あさり」になったといわれています。たくさん採れたら、あさりの炊き込みごはんやみそ汁、かき揚げなど、あさり尽くしで楽しみたいものです。

潮干狩りにベストなのは春から夏の大潮の日。干潮の2時間前から干潮までの時間帯で楽しむのがポイントです。海上保安庁では日本の各管区の「潮干狩り情報(カレンダー)」をHPで提供しています。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/SODAN/shiohigari_calender/default.htm

ちなみに東京湾での次の大潮は4月27日~30日の昼前後です。そしてその次の大潮は5月25日か~29日。せっかく出かけたならたくさん採って帰りたいもの。持ち物などの準備や採り方のコツをご紹介します。

【暮らしを彩る年中行事】ゴールデンウィーク
http://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/sonohoka/gw/index.html
【暮らしの中の歳時記】潮干狩り
http://www.i-nekko.jp/kurashi/2016-042210.html

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