日々の便り

2017年07月18日

夏の涼を奏でる風物詩、風鈴と風鈴市

土用とは、立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)のことをさします。季節の変わり目にあたることから様々な風習がありましたが、特に夏の土用は暑さも厳しいために重要視され、土用といえば夏の土用をさすことが多くなりました。土用の丑の日には鰻やうどん、梅干しなどの「う」のつく食べ物を食べるとか、薬草を入れた「丑湯」に入るなど、夏バテ防止のための風習が残っています。また、夏の土用は梅雨明けと重なるため、大切なものを風に当てて湿気をとる「土用の虫干し」が行われていました。昔は着物や履物だけでなく、掛け軸や書物も虫干ししていました。

さて、暑さ厳しい毎日ですが、風に揺れて「ちりん、ちりん」と涼やかな音色を奏でる「風鈴」の音色を聞くと、ふと涼を感じます。風鈴市も各地で開催されています。

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川崎大師の風鈴市は全国でも最大規模で、境内にはオリジナル「厄除だるま風鈴」をはじめ、全国各地の風鈴900種類、30,000個の風鈴が勢揃いし、珍しい風鈴もいろいろ。7月19日から23日まで開催されています。

また、川越氷川神社の「縁むすび風鈴」は7月1日から9月10日までのロングラン祭事。色とりどりの江戸風鈴が風に揺れる「縁むすび風鈴回廊」では、願い事を書いた短冊を風鈴に吊るすことができます。夜にはライトアップもあり、22日からは風鈴のようなぼんぼりをもって川越の街を歩く「恋あかり」という新行事も始まるそうです。夏の夜をロマンチックに過ごしたいカップルにはおすすめです。

【季節のめぐりと暦】雑節
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/
【季節のめぐりと暦】土用
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/doyou/
【季節の行事】涼を楽しむ―風鈴と風鈴市
https://www.i-nekko.jp/chie/dougu/2018-060415.html

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