日々の便り

2017年08月12日

知っておきたいお盆の風習。先祖の霊の里帰り

8月15日は月遅れのお盆で、8月13日はお盆の入り。お盆の内容は多様ですが、一般的には、盆棚を設え、お墓参りに行って、先祖の霊を招くために迎え火を焚きます。夕暮れの頃、玄関前や門前でオガラを燃やす習わしがありますが、オガラとは麻の茎の皮をむいたもので、オガラの煙に乗って先祖がやってくるといわれています。まずは火を拝み、外から内へまたぐようにして家に入る風習もあります。ちなみにオガラの燃えさしをタンスに入れておくと、衣服に困らなくなるともいわれています。

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お盆には、各地で様々なお盆の行事が行われますが、盆踊りもそのひとつ。単なる町内会のお祭りではありません。本来、盆踊りはお盆に帰ってきた先祖の霊を慰める霊鎮め(たましずめ)の行事で、死者を供養する「念仏踊り」(自分で念仏を唱えながら踊る)が原型です。次第に念仏を唱える人と踊る人に役割が分化し、発展した「踊り念仏」が「盂蘭盆(うらぼん)」(お盆のこと)と結びつき、精霊を慰めて送り出すための行事になりました。今はお盆以外の時期に盆踊りを行うことがありますが、本来は旧暦7月15日の晩に盆踊りを行い、16日に精霊送りをしていました。

16日は精霊送りです。送り火を焚いて、先祖の霊をお送りします。地域によっては海や川に送り火を流して精霊送りを行います。有名なところでは、長崎の「精霊流し」、奈良の「大文字送り火」が毎年8月15日。京都の「五山送り火」と「嵐山灯篭流し」、福井「敦賀とうろう流しと大花火大会」が毎年8月16日に行われています。

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