日々の便り

2017年10月07日

二十四節気「寒露」。「体育の日」に運動会は秋の風物詩

10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」。草木に冷たい露が降りる頃という意味です。昼間は晴れるとまだ少し暑いときがありますが、朝晩はひんやりと冷え込むようになり、暦どおりに秋を感じるようになりました。

また、七十二候では「鴻雁来(こうがんきたる)」に入ります。4月10日頃の「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になり、北の方から雁が再び渡ってくる頃です。日本で冬を越す渡り鳥を「冬鳥」と呼び、雁の他、ハクチョウ、ツル、カモ、ツグミなどがいます。

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さて、10月の第2月曜日は「体育の日」。もともとは10月10日で、1964年に日本で初めて開催された東京オリンピックを記念し、1966年(昭和41年)に「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日」として制定された国民の祝日です。2000年(平成12年)から「ハッピーマンデー制度」が適用され、10月の第2月曜日になりました。
運動会が開催される地域や学校も多く、「スポーツの秋」を満喫したいものです。

そして、3年後には再び東京でオリンピックが開かれます。開会式は2020年7月24日(金)午後8時から、閉会式は8月9日(日)午後9時からの予定です。約1か月後、8月25日(火)から9月6日(日)までの会期でパラリンピックが開催されます。どんな戦いが繰り広げられるのか今から楽しみですね。真夏の大会ということで、選手の体調管理など気がかりなこともありますが、国民の祝日になるのかも?とちょっと期待しています。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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