日々の便り

2018年01月02日

「初詣」に散歩気分でのんびり「七福神めぐり」

新年に、初めて社寺にお参りする「初詣」。もともとはその土地を守る産土神や一族を守る氏神様に新年の挨拶をするもので、江戸時代には恵方(その年の吉の方向)にある社寺にお参りする「恵方詣」も流行りました。現代では、多少遠くても有名な社寺にお参りしたり、商売繁盛や合格祈願などのご利益の種類で詣でる先を決めたりすることも多いでしょう。

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かつては「年籠り(としごもり)」として、大晦日から元旦にかけて徹夜で社寺にこもる風習があり、それが大晦日の夜の「除夜詣」と元日の「初詣」に分かれていきました。
初詣は早いほうが良いとされているので、三が日を過ぎたら松の内(一般的には1月7日まで)に、遅くとも小正月(1月15日)を目安にします。

さて、初詣に七福神めぐりをするのも楽しいもの。七福神とは、恵比須・大黒天・弁才天・毘沙門天・布袋和尚・福禄寿・寿老人の七神を指します。中国・古代インドの神様が多くいますが、日本の社寺にまつられている本来の神様と一体となる形で現在に伝わり、今でも親しまれています。各地に七福神はありますが、谷中の七福神めぐりは、江戸時代から人気がありました。様々な福を授ける七福神を散歩がてら回ってみてはいかがでしょうか。

【暮らしを彩る年中行事】初詣
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