日々の便り

2018年08月27日

七十二候「天地始粛」。秋茄子のおいしい季節

8月28日から七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」になります。天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまるという意味です。
2018年は梅雨が2回、真夏も2回くるかのような異常気象。長雨がようやく止んだと思ったら、また暑さが戻ってきました。

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さて、今が旬の野菜に茄子があります。一年中出回っていますが、本来は夏から秋が旬です。水分も多く、からだを冷やす作用があって暑い時期にピッタリ。
茄子と日本人との関わりは深く、地域に根づいて伝統野菜として特産品になっている種類も多数あります。一般には黒っぽい「茄子紺」色のものが多く出回っていますが、実は昔から白や緑の茄子も多く栽培されています。

茄子は、煮る、焼く、炒める、揚げる、蒸す、漬けるとどんな調理法でもおいしくできます。味がつけやすく、特に油との相性が良いのが特徴です。今、野菜が高値ですが、茄子は手ごろな値段で出回っています。そこで今、わが家でハマっているのが「茄子の肉巻き」です。なすを縦に6~8等分に切り、豚バラ肉のスライスで巻き、表面に小麦粉をふってフライパンで焼くだけ。あっという間にできて、外はカリカリ、中はジューシー、ビールのおつまみにもピッタリです。お試しくださいね!

【食の歳時記・旬の味】茄子
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_natsu/2018-052601.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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