日々の便り

2020年02月13日

春の訪れを告げる、日本各地の「春告げ魚」

2月14日から、七十二候の「魚上氷(うおこおりをいずる)」に入ります。水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。春の足音を感じて、魚たちも活気づくのでしょうか。春先の薄く張った氷をさす「薄氷(うすらい)」は、早春の季語です。

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日本各地に、春の訪れを告げる「春告げ魚」がいます。代表的なのは、魚へんに春と書く「鰆(さわら)」で、春の季語になっています。鰆は淡白ながらほろりとした甘みがあり、どんな調理法でもおいしくいただけますね。

北国では、かつては「鰊(にしん)」が春告げ魚とされていましたが、不漁のためメバルが春告げ魚と呼ばれるようになってきました。京都名物「鰊そば」は、干した鰊を北前船が関西地方に運んだことで生まれたそう。食文化っておもしろいですね。
そんな春告げ魚の豆知識をこちらで紹介しています。皆さまにとっての春告げ魚はなんですか?

【食の歳時記・旬の味】春告げ魚
http://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052510.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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