日々の便り

2020年02月23日

七十二候「霞始靆」。霧、靄、霞の違いは何?

2月23日からは七十二候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」。春霞がたなびき始める頃という意味です。
都会では春霞といってもピンとこないかもしれませんが、朝方や昼間に遠い山などを眺めると、景色がぼやけて見えることがありますね。

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また、霞(かすみ)に似たことばに、霧(きり)、靄(もや)がありますが、これらの違いは何なのか、あらためて考えるとわかりにくいのではないでしょうか。
そこで、霧、靄、霞の違いをまとめてみました。
区別のしかたのみならず、季節感の違いや表現の違いにもふれています。
霧や靄はかかる、立ちこめるいい、霞はたなびくという。霞は昼間に限定され、夜は朧(おぼろ)を用いるなど、ことばひとつにも日本人の繊細な感性が息づいているのがわかります。

【暮らしの中の歳時記】霧、靄、霞の違い
http://www.i-nekko.jp/chie/2020-022109.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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