日々の便り

2020年06月15日

七十二候「梅子黄」。「嘉祥」にちなむ和菓子の日

6月16日から七十二候では「梅子黄(うめのみきばむ)」。梅の実が黄ばんで熟す頃という意味です。青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。
昔から「梅は三毒を断ち、その日の難を逃れる」といい、朝夕に梅干しを1個食べれば健康を保てるといわれてきました。日本に現存する最古の医学書である平安中期の「医心方(いしんぼう)」で、「梅干」の効用が取り上げられています。鎌倉時代以降、実の多くは梅干しとして食用にされ、戦国時代は薬効のある携帯食としても重宝したようです。江戸時代には、庶民の食卓にも登場するようになりました。

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スーパーなどに並んでいる梅の実も、青梅からだんだん黄みや赤みをおびた色の梅になってきました。青い梅を使って梅酒、熟した梅を使って梅干づくりはいかがでしょうか。
簡単な梅酒の作り方、梅干しの漬け方をご紹介しています。
【旬の味覚と行事食】梅酒
http://www.i-nekko.jp/gyoujishoku/natsu/ume-shu/
【旬の味覚と行事食】梅干し
http://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052609.html

また、青梅をぬか床に入れると良いというのを聞いたので、ちょっと入れてみようかと思います。梅は食べるのではなく、溶けてなくなってしまうそうです。夏のぬか床に梅の効果がどのように出るのか試してみたいと思います。

そして、6月16日は「和菓子の日」です。古来より行われていた「嘉祥(かしょう)」という行事にちなみ、全国和菓子協会が1979年に「和菓子の日」としました。
「嘉祥」とは、6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えたり、贈ったり食べたりして、疫病を除け、健康招福を祈る行事で、平安時代ごろから明治時代まで延々と伝えられてきました。安心して健康な生活できるように願って、おいしい和菓子を食べて過ごすのも良いですね。

【季節のめぐりと暦】七十二候
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【食の歳時記・旬の味】梅干し
http://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052609.html
【四季と行事食】梅酒
http://www.i-nekko.jp/gyoujishoku/natsu/ume-shu/

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