日々の便り

2020年09月27日

七十二候「蟄虫坏戸」。食欲の秋は「きのこ」がおいしい!

9月28日から七十二候の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」です。虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃という意味で、冬ごもりの支度をする時期です。戸をふさいで隠れてしまった虫たちは、来年の春、「啓蟄(けいちつ)」の頃までお休みとなります。

秋が深まってくるこの時期、人間にとっては食べ物がおいしい季節「食欲の秋」です。さといもやさつまいもなどのいも類、きのこ類がおいしいですね。たくさん食べたいところですが、食べ過ぎると体重が心配という方もいて、私もその一人です。

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ですが、いも類はともかく、きのこ類なら少しぐらい食べ過ぎても心配はなさそう。きのこ類は低カロリーで、食物繊維が豊富。ビタミンB群やビタミンDなどのビタミン類、ミネラルも豊富です。ダイエット中でも存分に味わえる秋の味覚です。一年中出回っているしめじやしいたけなども、やはり秋が旬。種類もたくさんあり、煮たり、焼いたり、炒めたり、鍋物にもピッタリの秋の食材です。新鮮なきのこの選び方や、おいしいきのこ鍋の作り方をご紹介します。
【食の歳時記・旬の味】秋の味覚―きのこ
https://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052710.html

また、旬の味が新鮮で価格も安く買えるとあって、「道の駅」や「農産物直売所」が人気のようです。次々と新しい道の駅がオープンし、令和2年7月現在では全国に1180駅もあります。一番多いのはやはり広大な北海道で128か所、一番少ないのは東京都で八王子滝山の1か所ですが、都内でもおいしい地場野菜が揃っているそうです。道の駅は、車で移動する人が一般道でも安心して立ち寄れる休憩施設としてだけでなく、特産物の販売や、文化・歴史などの地域の情報発信ステーションとしての価値も重要になってきました。温泉施設や宿泊施設、レクリエーション施設などを併設しているところも多く、近場でちょっとした旅気分が味わえるのも魅力です。

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【旬の味覚と行事食】秋の味覚―きのこ
https://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052710.html
【旬の味覚と行事食】秋の味覚―松茸
https://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052714.html

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