日々の便り

2021年02月17日

二十四節気「雨水」。良縁を願い、ひな人形を飾り始める風習も

2月18日は二十四節気の「雨水」。
「雨水」とは、降る雪が雨へと変わり、氷が溶けて水になる頃という意味。実際にはまだ雪深いところも多く、これから雪が降り出す地域もありますが、ちろちろと流れ出す雪溶け水に、春の足音を感じます。

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もうすぐひな祭りですが、ひな人形は厄を引き受けた人形を水に流していたことに由来します。そこで、水が増す雨水にひな人形を飾り始めると、良縁に恵まれるといわれています。将来の幸せを願い、雨水にひな人形を飾ってあげても良いでしょう。
ひな人形の飾り方にもいわれがあるので、イラスト付きで解説しています。飾るときの参考にしてください。
【暮らしを彩る年中行事】五節供とは/上巳:桃の節供
https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/gosekku/jyoushi/

また、七十二候では「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」に入ります。これも、雪がしっとりとした春の雨に変わり、大地が潤い始める頃という意味で、「雨水」と同様、春はもうすぐそこまで来ているよ、と教えてくれます。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
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