日々の便り

2021年08月07日

二十四節気「立秋」、七十二候「涼風至」でも残暑厳しく

8月7日は「立秋」。二十四節気のひとつで、この日から立冬の前日までが暦の上では秋となります。立秋以降の暑さを「残暑」といい、「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わります。そして七十二候では7日から「涼風至(すずかぜいたる)」に入ります。
涼しい風が吹き始める頃という意味ですが、とにかく猛暑が続いているので全くピンときませんね。

本来であれば、朝晩吹く風に少しずつ涼しさが混じるのを感じ、空を見上げれば、うろこ雲や鰯雲が、移ろう季節を知らせてくれる頃。「暦の上ではもう秋か」と感慨にふけりたいところです。でも今は、夏バテ予防、熱中症予防もしっかりとして、体調管理に気をつけながら秋の兆しを待つばかりです。

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さて、8月8日は「山の日」。ただし、本来「山の日」は8月11日です。2021年は東京五輪に合わせて閉会式当日の8月8日(日)に移動となり、8月9日(月)が振替休日となります。

「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として2016年から施行された国民の祝日です。日にちの案はいろいろありましたが、お盆休みにつなげやすいなどの理由で8月11日になりました。2021年はお盆休みにはつながりませんが、東京五輪の閉会式をテレビで見ながら、選手たちの活躍を振り返ってみるのもいいですね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
【季節のめぐりと暦】七十二候


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