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2014年08月29日

お月見の楽しみ方

お月見をしたいけど、現代の住宅で、どうやって楽しめばいいの?という方のために、手軽にできるお供えのしかたや、我が家の夕食を月見の宴に変えるヒントをご紹介します。美しい月を眺めながら、素敵な夜を過ごしませんか。

 

 

■月見台を決めよう!
月見台とはお月見をする場所のこと。月を眺められる場所があれば、それが我が家の月見台です。そこにお供えものを飾って、お月見を楽しみましょう。

・窓からお月見 → 窓辺にテーブルを置いて。
・出窓があれば →出窓の張り出し部分を利用して。
・お庭でお月見 →お庭のガーデンテーブルに。
・ベランダに出てお月見 →ベランダや窓辺にテーブルを置いて。
・縁側があれば →縁側にちゃぶ台を出して。

 


■月見台にお供え物を飾ろう!
即席の月見台にお供えものを飾りましょう。お月見にお供えものをするのは、月が風雅の対象だけでなく、信仰の対象でもあったからです。十五夜、十三夜、十日夜の3月見は収穫に感謝するお祭りなので、収穫物をお月様にお供えするようになりました。収穫を祝うお供え物はどれも旬の食材ばかり。供えた後はおいしくいただきましょう。供えたものを下げていただくことで、神様との結びつきが強くなると考えられています。

 

お月見台.pngのサムネイル画像

 

・月見だんご
お馴染みの月見だんごは、代表的なお供えものです。穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが月見だんごのはじまりで、満月に見立てて、物事の結実を表しています。一般的には丸ですが、関西には里芋のような形に餡をつけたものもあります。

 

・里芋やさつまいも、きぬかつぎ
十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」といい、里芋などの芋類の収穫を祝う行事でもあります。秋の初物で作る「きぬかつぎ」は、十五夜には欠かせないお供え物。

 

※月見だんご、きぬかつぎの作り方はこちら
【食の歳時記・旬の味】月見だんごときぬかつぎ

 

・旬の野菜や果物
収穫に感謝し、旬の野菜や果物を供えます。葡萄などのツルものは、月と人との繋がりが強くなるという縁起のいいお供えものです。

 

・ススキ
ススキは月の神様の依り代です。本来は稲穂を依り代にしたいのですが、時期的に稲穂がなかったため、稲穂に似たススキを供えるようになったといわれています。また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされ、お月見のあと軒先に吊るしておく風習もあります。さらに、秋の七草や秋桜など、季節の草花で彩りましょう。この時期はお月見用の切り花セットも売っていますし、お庭に咲いている野草もフル活用して楽しみましょう。

 

すすき.png

 

 


■月見の宴を楽しみましょう!
さあ、場所ができたら、美しい月を眺めながら、月見の宴で月見酒。食卓を移動し、月やお供えものを眺めながら食事や晩酌をして、デザートに月見だんごを頬張れば、我が家の夕食が月見の宴に!

 

できるだけ部屋の照明を消し、和ろうそくやキャンドルを灯すと、さらにムード満点。みんなで月うさぎを探してみたり、月の話で盛り上がれば、ロマンチックな時が過ごせます。

 


こちらもあわせてご覧ください.

【季節の行事】十五夜・十三夜・十日夜

【食の歳時記・旬の味】月見だんごときぬかつぎ

【季節の行事】月うさぎの話

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