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食の歳時記・旬の味

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2014年05月01日

抹茶のたしなみ

抹茶そば、抹茶豆腐、抹茶アイス、抹茶カクテル・・・。あらゆるものに、抹茶味があり、抹茶味の食品は人気がありますが、抹茶そのものになると「よくわからない」という方が少なくありません。おいしい、まずいということよりも、抹茶をいただくときの作法に気を取られて、味わう余裕がないことも原因のひとつかもしれません。
しかし、茶の湯は奥が深いのはもちろん、懐も深いので、力を抜いておいしくいただくのが一番です。お作法を知らなくても味わえますが、いただくときの基本を押さえておくと良いでしょう。

抹茶.png


■抹茶のいただき方
一般的な薄茶のマナーをご紹介します(流派によっては異なるところもあります)。

茶碗持つ女性.png


1.右手で茶碗を持って左手に乗せ、右手を添えたまま茶碗を少し上方に上げて感謝の意を表します(「押しいただく」といいます)。
2.茶碗の正面に口をつけるのを避けるために、手のひらの上で時計回りに2度回します。
3.何口で飲んでも構いませんが、お茶席では最後の一口をズズッと音を立てて飲み干し、飲み終わりの合図とします。
4.飲み口を右手の親指と人差し指でふき取り、その指を懐紙で拭いて清めます。
5.時計回りと逆に2度回して正面を手前に戻し、右手で茶碗を置きます。

お茶をいただく前に、大切な器を傷つけないように、指輪やブレスレット、時計などはあらかじめ外しておきましょう。また、口紅をティッシュなどで押さえておくと、飲み口に口紅の跡がつかず安心です。

お茶席の場合、ご挨拶やお菓子のいただき方の作法もありますが、周囲の方が手ほどきしてくださるので大丈夫です。
「一服どうぞ」「ありがとう」の気持ちを大切にして、心を込めて点ててくださったお茶を、肩の力を抜いて堪能しましょう。


■抹茶の点て方
家で手軽に抹茶を点てて味わってみましょう。お茶を点てるための茶筅(ちゃせん)だけは必要ですが、抹茶は少量でも買えます。茶碗は大ぶりの飯茶碗、カフェオレボールなどでも大丈夫です。

抹茶をたてる.png

1.茶碗にお湯を入れて温め、中をよくふき取ります。
2.ティースプーン2杯の抹茶を入れ、熱いお湯を80cc程度、だいたい3口で飲み切れる分量を入れます。
3.左手で茶碗を押さえながら、右手で茶筅を素早く動かしてかき混ぜます。

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冷めないうちにいただきましょう!


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