歳時記にまつわる食の情報と、今も伝わる旬の味わいなどをご紹介します。

食の歳時記・旬の味

カテゴリ一覧を見る

2017年03月30日

桜えび

桜の咲く時期に旬を迎える「桜えび」。素干しのものは通年出回っていますが、生や釜揚げの桜えびは旬の時期ならではのおいしさです。お花見弁当にも持っていきたい桜えびの簡単レシピもご紹介します。

pixta_13447746_S.jpg


■駿河湾の春の味「桜えび」

桜えびの体調は4~5cmほど。生きている時は透明に透き通っていますが、紅い色素が透けて桜色に見えます。桜えびのような小型のエビの種類は様々ありますが、本来の桜えびは分類上サクラエビ科サクラエビ属に属しており、国内では駿河湾(静岡県)の特産物になっています。というのも、桜えびは、東京湾や相模湾にも生息していますが、漁業許可が下りているのは静岡県だけなのです。

桜えび漁は、春(3月下旬~6月上旬)と秋(10月下旬~12月上旬)の年2回行われ、7月から8月はサクラエビの産卵のピークになるので、資源保護のため休漁となります。
通常は素干しで通年出回っていますが、値段の安いものは桜えびに似せて着色したものである場合があります。


■桜えびの味わい

旬の時期の生の桜えびは甘くておいしいそうですが、産地でないとなかなか味わうことはできません。ゆでただけの釜揚げなどは比較的手に入りやすいので、ぜひ味わいたいものですね。かき揚げやお好み焼き、チャーハンやパスタなど、様々な料理で活躍してくれます。

桜えびを選ぶ時は、乾物なら色が赤いものを選びましょう。黄色っぽくなっているのは古いものです。生の場合も色が赤くきれいで、触ると身が固い物が良いものです。
お花見弁当や、ビールやワインのおつまみにも合う簡単レシピもご紹介しますね。


■桜えびのだし巻卵

お花見弁当にピッタリ!簡単に作れておいしいだし巻卵です。

●材料(2人分)
卵...2個
桜えび(釜揚げ)...大さじ2
小ねぎ...大さじ2
A)白だし・・・小さじ2
水・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
薄口しょうゆ・・・少々
油・・・少々 

【作り方】
① 卵を溶きほぐし、Aの調味料をすべて入れて混ぜる。
② ①に桜えびと小口切りにした小ねぎを加え、混ぜ合わせる。
③ 熱した玉子焼き器に油をなじませ、②の半量を流し入れ、半分ほど火が通ったら手前に向かって巻き、向う側に寄せる。
④ 手前のあいた部分に油をなじませ、残りの②を流し入れ、同様に焼いていく。
⑤ 焼きあがったら、適宜食べやすく切る。

※弁当箱に詰めるときは桜えびの赤と小ねぎの青が映えるように、切り口を見せて詰めると、黄・赤・緑のコントラストがきれいです。

※桜えびと小ねぎの量はお好みでOKです。ねぎ好きの私は倍量で作りました!


■桜えびと三つ葉のチーズせんべい

レンジやオーブントースターで簡単にできるパリパリおつまみです。

●材料(4枚分)
ピザ用チーズ・・・30g
桜えび(素干し)・・・大さじ1
三つ葉・・・適宜

●作り方
① 三つ葉はみじん切りにして、チーズ、桜えびと混ぜる。
② クッキングシートに食べやすい大きさに丸く置く。(隣同士がくっつかないように注意)
③ レンジ(500w)で2分程加熱します。チーズがパリパリになったら完成。まだ、やわらかいときは10秒ぐらいずつ追加で過熱する。

※餃子の皮にケチャップをぬり、そこに①をのせてオーブントースターで焼き(1200Wで余熱なしで3~4分程度)、ピザ風にしてもおいしいです。子どもたちも大好きな味になります。
どちらもとっても簡単なので、ぜひ作ってみてください。

また、【食の歳時記・旬の味】菜の花でご紹介した「菜の花のペペロンチーノ」に桜えびを加えると、さらに味が良くなります。お試しください!

【季節のめぐりと暦】和風月名
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/wafuugetumei/
【食の歳時記・旬の味】菜の花
http://www.i-nekko.jp/shoku/2016-022210.html

ページトップへ