夏祭り

豊作祈願と、病魔・厄災などのけがれを払い、先祖の霊を供養するために行われる夏祭り。8月は全国各地で夏祭りが目白押しで、全国的に有名なお祭りもたくさんあります。また、地元の氏神様や商店街・自治体のお祭りも見逃せません。浴衣を着て見物するもよし、祭り装束で参加するもよし、各自治体の広報誌やHPでチェックしてみてはいかがでしょう。

神輿(みこし)、祭り太鼓、祭り囃子

夏祭りに付きものなのが「神輿」「祭り太鼓」「祭り囃子」です。お祭りを楽しむ前に、いわれを知っておきましょう。

神輿

神輿は神様が乗る乗り物です。神社から出発して、街中を練り歩き、神社に戻ります。担ぎ手は神社の氏子(うじこ)や地元の町内会や青年会のメンバーなど、地域の人が担ぎます。子ども会の子ども神輿などもあり、台車に乗った神輿の綱を引いて歩く姿もかわいらしいものです。

神輿イメージ

祭り太鼓

神輿の宮出し、宮入りの時に鳴らす太鼓のこと。喜怒哀楽を力強く表現していて、太鼓の音を聞くだけで、なんだか気持ちが高揚してきます。それもそのはず、古来より祭りの時はもちろん、戦いの時にも太鼓を叩き、武将の士気を高めていたそうです。

祭り囃子

神様に奉納するために、屋台や山車(だし)の上で、笛や太鼓、鉦(かね)、鼓(つづみ)などを鳴らすのが祭り囃子。数百年かけて地元に伝わっているお囃子も多くあります。

祭りの夜は夜店めぐり

夏祭りのもう一つの楽しみは、たくさん並ぶ夜店めぐり。わたあめ、焼きそば、かき氷、チョコバナナ、あんず飴、りんご飴など、夜店ならではの味が並んでいて見ているだけでも楽しいですね。金魚すくいやヨーヨーすくいなどの昔ながらの遊びは、大人も郷愁をくすぐられます。地元の名物や、特産品を売っているところなどもあり、地域のつながりを感じるのも夏祭りの良さではないでしょうか。

祭りの夜店イメージ

日本の有名な夏祭り

例年8月に行われる夏祭りを幾つかピックアップしてみます。どれもたくさんの人出が予想されますが、一度は見てみたいお祭りばかり。
気になるお祭りを調べて、出かけてみるのもいいですね。

日本の有名な夏祭りイメージ

盛岡さんさ踊り(岩手)/弘前ねぷたまつり(青森)/青森ねぶた祭り(青森)/火の国まつり(熊本)/ 秋田竿燈まつり(秋田)/山形花笠まつり(山形)/仙台七夕まつり(宮城)/よさこい祭り(高知)/深川八幡祭り(東京)/阿波おどり(徳島)/郡上おどり・徹夜おどり(岐阜)/精霊流し(長崎)/吉田の火祭り・すすき祭り(山梨)/第31回浅草サンバカーニバルパレードコンテスト(東京)

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