日々の便り

2015年09月17日

来春までしばしのお別れ。七十二候「玄鳥去(つばめさる)」。

9月18日からは七十二候の「玄鳥去(つばめさる)」になります。つばめが子育てを終え、南へ帰っていく頃。つばめは民家の軒先などに巣を作るので、親鳥がせっせとヒナにエサを運ぶ姿もよく見られます。夏の子育てを終えて南に帰るつばめたちは、秋の訪れを感じて旅立っていくのでしょう。
つばめは田畑の害虫を食べてくれる益鳥として昔から親しまれてきましたが、最近は耕作地の減少や、巣作りに適した家屋の減少などで数が減っているそうです。来春も元気な姿がたくさん見られるといいですね。

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また、9月19日は雑節のひとつ「社日」。春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日を「社日」といい、秋分の日に近い秋の社日は「秋社」とも呼ばれています。秋社では初穂を供えて収穫に感謝する習わしがありますが、各地で行われる行事の形はその土地の神様によってさまざまです。詳しくはこちらをご覧ください。

【季節のめぐりと暦】雑節/社日
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/shajitsu/

そして9月20日は「彼岸の入り」。秋分の日(9月23日)を中日とし、その前後3日を合わせた7日間が秋の彼岸で、初日の20日は彼岸の入りとなります。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、秋分が過ぎれば秋も深まってきます。

【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【季節のめぐりと暦】雑節/社日
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/shajitsu/
【季節のめぐりと暦】雑節/彼岸
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/higan/

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