日々の便り

2016年08月06日

二十四節気「立秋」。夏野菜で残暑を乗り切る「食養生」。

8月7日は「立秋」。二十四節気のひとつで、この日から立冬の前日までが暦の上では秋となります。とはいえまだまだ暑い盛りなので、「暦の上では秋ですが・・・」というおなじみのフレーズが聞かれますね。暦の上では暑さのピークが過ぎるので、立秋以降の暑さを「残暑」といい、「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わります。

また、七十二候では7日から「涼風至」に入ります。涼しい風が吹き始める頃という意味です。朝晩吹く風に少しずつ涼しさが混じるのを感じ、空を見上げれば、うろこ雲や鰯雲が、秋の訪れを知らせてくれます。

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とはいえ、まだまだ暑い日が続きます。食欲が落ちたり、寝苦しさで睡眠不足になったりと、体調も崩しがち。夏バテしないように、食事をしっかりとって体力を維持しましょう。漢方や中医学では、食事から体調を整えていくことを「食養生」といい、古くから行われてきました。食材にはからだを温めたり冷やしたり、それぞれに性質があるので、自分のからだがいま求めている食べものを取り入れることで健康を維持するというものです。蒸し暑いこの時期は、冬瓜、なす、きゅうり、トウモロコシ、トマト、ゴーヤなど、夏が旬の野菜がからだの調子を整えるのに活躍してくれます。栄養たっぷりの夏野菜をご紹介します。

【四季と行事食】夏野菜
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【季節のめぐりと暦】二十四節気
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【季節のめぐりと暦】七十二候
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