日々の便り

2017年02月22日

七十二候「霞始靆」。梅の花は見ごろ、うぐいす餅も食べたい!

2月23日からは七十二候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」。春霞がたなびき始める頃という意味です。都会では春霞といってもピンとこないかもしれませんが、朝方や昼間に遠い山などを眺めると、景色がぼやけて見えることがあります。
霧や靄はかかる、立ちこめるといいますが、霞はたなびくといいますね。日本人の繊細な感性がその違いを感じ取ってきたのでしょう。そして夜になると霞とはいわず、朧(おぼろ)となります。空を見上げるとお月様が霞んで見えることがありますね。「朧月(おぼろづき)」と呼ばれる春のお月様です。

さて、梅の花が咲き始める頃となりました。梅の便りが聞こえてくると、思い浮かぶのが「梅に鶯(うぐいす)」の2大モチーフ。昔から取り合わせの良いものの例えとされ、梅も鶯もめでたさを象徴しています。鳥や虫がその年に初めて鳴く声を「初音(はつね)」といい、春先に「ホーホケキョ」と優雅にさえずる鶯は、別名「春告げ鳥」とも呼ばれています。

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その鶯を模した春のお菓子に「うぐいす餅」があります。やさしいうぐいす色は、青大豆のきな粉の色。家庭でも簡単に作れる作り方をご紹介します。

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【食の歳時記・旬の味】うぐいす餅
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_haru/2018-052511.html
【暮らしのまつり・遊び】梅の花・梅まつり
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_fuyu/umenohana/index.html

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