日々の便り

2017年08月27日

七十二候「天地始粛」。秋茄子のおいしい季節

8月28日から七十二候の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」になります。天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまるという意味です。

さて、今が旬の野菜に茄子があります。一年中出回っていますが、本来は夏から秋が旬です。水分も多く、からだを冷やす作用があって暑い時期にピッタリ。

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茄子と日本人とのかかわりは深く、地域に根づいて伝統野菜として特産品になっている種類も多数あります。一般には黒っぽい「茄子紺」色のものが多く出回っていますが、実は昔から白や緑の茄子も多く栽培されています。最近はイタリアなどからの輸入品種も出回っており、様々な茄子が食卓を彩っています。

茄子は、煮る、焼く、炒める、揚げる、蒸す、漬けるなど、どんな調理法でもおいしくできます。味がつけやすく、特に油との相性が良いのが特徴です。
新鮮な茄子の選び方や保存方法、アク抜きのポイントなどをご紹介します。

【食の歳時記・旬の味】茄子
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_natsu/2018-052601.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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