日々の便り

2018年01月01日

一月は仲睦まじく過ごす「睦月」。良い一年となりますように

明けましておめでとうございます。
「私の根っこプロジェクト」では、2018年も皆さまの素敵な暮らしや人生の栄養分となる情報を、「暮らし歳時記」Facebookやオフィシャルサイトを通じてお届けして参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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さて、2018年は戌年。本来、干支は十干(じっかん)と十二支を組み合わせたものなので、2018年の干支は「戊戌(つちのえいぬ)」となりますが、一般的には十二支のほうをさすので、戌年となります。戌は十二支の11番目。動物に当てはめると犬になります。
犬は人間と暮らし始めた最も古い動物のひとつで、古代ギリシャや古代メソポタミアですでに飼われていました。日本でも、縄文時代の遺跡から犬の骨が発掘されているそうです。犬はたくさん子どもを産んでお産も軽く、子犬も丈夫に育つので、安産、母子の健康、子育てのお守りになりました。代表的なのが、「戌の日」の帯祝い、犬張り子、犬筥(いぬばこ)です。帯祝いとは、妊婦に岩田帯などの腹帯を巻いて安産を願う習わしで、犬張り子と犬筥は、安産、母子の健康、子育てのお守りとされています。

そして、1月の和風月名は「睦月」。いわれにはいくつかの説がありますが、親族が集まって親睦を深める、仲睦まじい月であるとする説が最も有力だそうです。また、「正月」は「一年の初めの月」という意味。「正」の字には「年のはじめ」「年があらたまる」という意味があります。一年の初めに皆が揃って楽しく過ごすときなので、「正月」も「睦月」も日本の良き伝統にぴったりの月名ですね。

【暮らしを彩る年中行事】お正月
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【暮らしを彩る年中行事】十二支と方位
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【季節のめぐりと暦】和風月名
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