日々の便り

2018年01月29日

七十二候の最終候「鶏始乳」。「金柑」でおいしく風邪予防

1月30日から七十二候の「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」になります。春の到来を感じた鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃という意味です。本来、鶏の産卵期は春から夏にかけて。冬は産卵をしなかったのです。
鶏の卵は栄養豊富。寒い季節、「風邪かな?」と思ったら、昔ながらの温かい「たまご酒」も良いですね。

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風邪予防といえば、今が旬の金柑も、昔からのどの痛みや風邪に効く民間薬として用いられていました。小さいみかんのような形をした金柑は、一番小さい柑橘類です。ビタミンCなどが豊富で、皮に甘みがあり、皮ごと生で食べられます。また、ふっくらと甘く煮た甘露煮なども定番ですね。こちらでいろいろな食べ方をご紹介しています。
【食の歳時記・旬の味】金柑
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2019-012110.html

たまご酒の作り方もご紹介していますので、こちらもどうぞ。
【食の歳時記・旬の味】たまご酒
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2019-010810.html

さて、「鶏始乳」は七十二候の最後の候。次は「東風解凍」となり、二十四節気では「立春」を迎えます。鶏が、冬の終わりと春の到来を告げてくれているかのようですね。

【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【食の歳時記・旬の味】金柑
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2019-012110.html
【食の歳時記・旬の味】たまご酒
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2019-010810.html

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