日々の便り

2018年06月05日

二十四節気「芒種」。蟷螂(かまきり)の子も生まれる頃

6月6日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。「芒(のぎ)」とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のことで、芒のある穀物の種を蒔く時期という意味です。実際の稲作は、水田に種を蒔かず苗代で育ててから植え替えるので、田植えの目安とされ、農家が忙しくなる時期でもあります。
そして、七十二候では今日から「蟷螂生(かまきりしょうず)」になります。カマキリが生まれる頃という意味で、いよいよ夏の虫たちの出番です。

また、6月6日は「稽古始め」の日でもあります。昔から、芸事は6歳の6月6日から習い始めると上達するといわれ、これにちなみ「楽器の日」「邦楽の日」「いけばなの日」などに制定されています。

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この由来の一つは、世阿弥(ぜあみ)が著した「風姿花伝(ふうしかでん)」の冒頭の一節。
能だけに限らず、子どもの教育論としても大変興味深く、古さを感じさせません。
お子さまの習い事デビューは親にとっても悩みごとの一つ。参考にしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、大人も思い立ったが始めどきで、何歳になっても新しいことにチャレンジする気持ちは持ち続けていたいもの。「稽古」の「稽」は「考える」という意味で、「稽古」は「古(いにしえ)を考える」という意味があるそうです。大人になった今だからこそ、何かを習うときは、その習い事の由来や歴史も考え、伝統を大切にしながら身につけていきたいものですね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしの中の歳時記】稽古始め
http://www.i-nekko.jp/kurashi/2017-060110.html

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