日々の便り

2020年10月17日

七十二候「蟋蟀在戸」。身近なりんごの不思議な力

10月18日からは七十二候の「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」。秋の虫が戸口で鳴く頃という意味です。今は「蟋蟀」を「こおろぎ」と読みますが、昔は「こおろぎ」のことを「きりぎりす」と呼びました。「りーりーりー」と鳴く虫の声に、秋の深まりを感じます。

さて、おいしいりんごがお値段も手ごろになって店頭に並ぶ季節です。りんごは一年中出回っていますが、やはり旬は秋。りんごを選ぶときは、ツルがしっかりしていて色の濃いもの、大きさは大きすぎず中くらいで重みがあるものを選ぶと良いそうです。ふじや紅玉、北斗などはミツ入りも多くジューシーな甘さを楽しめますね。

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昔から「りんごが赤くなると医者が青くなる」「1日1個のりんごは医者を遠ざける」などといわれ、りんごには私たちの健康に役立つ栄養素がたくさんが含まれています。しかも、りんご1個のエネルギーは約96kcalと満腹感のわりに少ないのも、食いしん坊にはうれしいもの。

栄養的にも、りんごは皮ごと食べるのがおすすめです。りんごの皮のベタベタは、りんご自身が出す不飽和脂肪酸で、りんご自らが新鮮さを保つための天然成分です。さっと水洗いしたらガブリとかじって、旬のおいしさを堪能しましょう。
りんごの生い立ちや、栄養、不思議な力などりんごの豆知識を集めてみました。こちらもどうぞご覧くださいね。

【旬の味覚と行事食】りんご
https://www.i-nekko.jp/mikaku/2020-101408.html

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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