日々の便り

2021年01月24日

七十二候「水沢腹堅」。栄養豊富な「酒粕」をおいしく!

1月25日から七十二候では「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」になります。沢に流れる水さえも凍る厳冬の時期ということで、その光景を想像するだけで震えてしまいますね。
沢の水どころか滝まで凍ってしまうと「氷瀑(ひょうばく)」となります。滝によってさまざまな姿形が造り出され、氷瀑はまさに自然が作り出した氷の彫刻といえます。
湖に厚く氷が張ればワカサギの穴釣りが解禁です。釣りあげたワカサギは天ぷらなどにして食べるとおいしいもの。寒さの中にも様々な冬の楽しみ方がありますね。

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さて、健康志向の人が増え、発酵食品に注目が集まっていますが、「酒粕(さけかす)」も酒造りの副産物としてできる発酵食品のひとつです。栄養豊富で、昔から粕漬けや粕汁など様々な食品や料理に利用されてきました。たんぱく質、ビタミン、食物繊維も豊富な酒粕を利用しないなんてもったいないですね。酒粕を利用するときのポイントを知っていればいろいろな料理に使えます。現代風にアレンジした利用法で健康に役立ててみてはいかがでしょうか。

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【旬の味覚と行事食】酒粕
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2021-012209.html

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