日々の便り

2017年11月11日

七十二候「地始凍」。意外と知らない「春菊」の秘密

11月12日から、七十二候では地始凍(ちはじめてこおる)になります。大地が凍り始める頃という意味で、霜が降りたり、霜柱が立ったり、水たまりに氷が張ったりし始めます。11月に入り、都内でも朝晩はけっこう冷えるようになりました。アスファルトばかりの都会では霜柱を踏む機会もありませんが、子どもの頃、霜柱を踏んだときのあのサクッとした感触がなんとも気持ち良かったものです。

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さて、この時期旬を迎えるのは、鍋ものなどに欠かせない「春菊」。とても身近な野菜ですが、実は春菊を食用にしているのは東アジアだけ。原産地であるヨーロッパでは、春に咲く花を楽しむ観賞用なのだそうです。私たちは春菊といえば葉の方を思い浮かべ、花はあまり見たことがないですね。

また、春菊の葉は生でも食べられるということで、鍋ものやお浸し以外にも活用の範囲が広がっています。簡単なレシピをご紹介しますので、ぜひ召し上がってみてください。春菊は栄養も豊富で、風邪予防にも一役買ってくれるそうです。

【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【食の歳時記・旬の味】春菊
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2018-110510.html

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