日々の便り

2019年03月17日

もうすぐお彼岸。彼岸にお墓参りをするわけは?

春分の日を中日として、前後の3日を合わせた7日間は春のお彼岸です。今年の春分の日は3月21日なので、彼岸の入りは3月18日、彼岸の明けは3月24日となります。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、春めいた日が多くなってくるでしょう。

お彼岸にはお墓参りをする習わしがありますが、彼岸の入りには、家に仏壇があればお掃除をして清めておきましょう。故人の好物を供えたり、花を飾ったりして、供養をしたいものです。

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ところで、なぜお彼岸に先祖の供養をするのでしょうか。
それは、仏教ではあの世(彼岸:ひがん)は西に、この世(此岸:しがん)は東にあるとされ、太陽が真東から昇って真西に沈む春分の日と秋分の日は、あの世とこの世が最も通じやすいと考えられたからです。

私達はこの世(此岸)で、迷いや悩みや煩悩に惑わされ続けています。一方、あの世(彼岸)にいったご先祖様は、「人は何故生きるのか」「死んだらどうなるのか」などの大命題の答えを知っている、つまり「悟り」を開いていると考えられ、人間が悟りの境地である彼岸に近づく方法のひとつとして、お墓参りや読経があるのだそうです。

むずかしい教えはわからなくても、ご先祖様に感謝や報告などをしながら手を合わせれば、良い供養になります。それが、今の自分を見つめる機会にもなるので、お彼岸は故人のみならず、今生きている人達の心を豊かにするものでもあるのです。
お墓参りには厳格なしきたりなどはありませんが、基本的なマナーはこちらを参考にしてくださいね。
【暮らしの作法】お墓参りの作法
http://www.i-nekko.jp/sahou/omairi/sahou/

【季節のめぐりと暦】雑節/彼岸
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/higan/
【季節のめぐりと暦】二十四節気
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【暮らしの作法】お墓参りの作法
http://www.i-nekko.jp/sahou/omairi/sahou/
【食の歳時記・旬の味】おはぎ・ぼたもち
http://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052711.html

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