日々の便り

2017年03月31日

お花見弁当の彩りには、春の味覚「桜えび」

春爛漫の4月。和風月名は「卯月」です。
空木(うつぎ)の花(卯の花のこと)が咲く季節なので、「卯の花月」を略して「卯月」という説が有力ですが、実際に卯の花が咲くのは立夏の頃。旧暦の4月1日は今年の4月29日にあたります。また、「植月(うえづき)」が転じたという説もあります。卯月の「う」は「初」「産」を意味するという説もあり、様々な事が新しくなる4月にはぴったりですね。

関東では、そろそろ桜が満開。この週末、各地の桜の名所はお花見客が大勢訪れることでしょう。花より団子・・・ではありませんが、桜にちなみ「桜」という名前がつく食べものもいろいろあります。
桜の色や形を模した「桜餅」「桜羊羹」、塩漬けの桜の花を入れて飲む「桜湯」。「桜肉」は馬肉のことですが、もともとの色が桜色なのでそう名づけられました。
桜の咲く時期が旬の「桜えび」や「桜鯛」などもあります。

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「桜えび」はその名の通り、桜を思わせる赤い色。実は、桜えびは駿河湾だけで獲れる特産品です。素干しのものは通年出回っていますが、生や釜揚げの桜えびは旬の時期ならではのおいしさ。お花見弁当にも持っていきたい桜えびの簡単レシピもご紹介します。

【季節のめぐりと暦】和風月名
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/wafuugetumei/
【食の歳時記・旬の味】桜えび
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_haru/2018-052508.html

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