日々の便り

2017年09月11日

七十二候「鶺鴒鳴」。ぶどうのおいしい季節です

9月12日は、七十二候の「鶺鴒鳴(せきれいなく)」。セキレイが鳴き始める頃という意味で、セキレイとは、スズメ目セキレイ科の鳥の総称です。長い尾をしきりに上下に振るのが特徴で、尾で地面を叩いているように見えるので「石叩き」「庭叩き」とも呼ばれます。
セキレイは日本神話にも登場し、イザナギノミコトとイザナミノミコトに、尾を振る様子で男女の交わり方を教えたということから「恋教え鳥」ともいわれています。水辺に棲みますが、民家の近くなどでも見かけます。

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さて、甘くてみずみずしく、栄養的にも優れたぶどうは秋の果物の代表格。産地や種類によって旬の時期は微妙に違いますが、8月~10月初旬ごろがおいしい食べごろのシーズンです。ぶどうは世界でもっとも栽培されている果物のひとつ。種類も生食用、ワイン用、干しぶどう用など含めて8000種以上といわれます。その多くはワイン用とされていますが、日本ではぶどうはそのまま食べることが多く、生食用のおいしいぶどうがたくさんあります。
日本で人気の種類やおいしいぶどうの選び方などご紹介します。
ぶどうの産地では、秋のレジャー「ぶどう狩り」も行われています。もぎたての秋の味覚を味わってみたいですね。

【食の歳時記・旬の味】ぶどう
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_aki/2018-052713.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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