日々の便り

2017年10月02日

七十二候「水始涸」。「十五夜」の不思議と「お月見」の楽しみ方

10月3日から七十二候の「水始涸(みずはじめてかるる)」になります。田んぼの水を抜き、稲刈りの準備をする頃。井戸の水が枯れ始める頃との説もあります。
刈り取った稲が稲木にかけられ、垣根のようにずっと続いている光景は、まさに日本の秋の原風景。農家の皆さまのご苦労が実を結び、おいしい新米になります。

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さて、旧暦8月15日の夜、いわゆる「十五夜」は一年で最も美しい月が見られるとされており、2017年は10月4日にあたります。旧暦では7~9月が秋で、その真ん中にあたる8月は一年の中で最も空が澄みわたり、月が明るく美しく見えました。そのため「中秋の名月」と呼ばれ、平安時代から観月の宴が開催されていました。そして江戸時代には収穫祝いをかねて広く親しまれるようになりました。

十五夜は、新暦では月遅れの9月15日と思っている方も多いでしょう。しかし、中秋の名月は旧暦8月15日の月をさしているため、旧暦の日付を新暦にあてはめ、毎年9月中旬~10月上旬の間に十五夜がやってきます。また、十五夜とは本来は満月のことですが、実は十五夜が満月とは限らず、1~2日ずれることが多いのです。これは月と地球の公転軌道の関係で、新月から満月までの日数が14日間~16日間と差があるからです。2017年は10月6日が満月になります。お天気が気になるところですが、月見団子をお供えして、名月を待つのも良いですね。

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