日々の便り

2018年09月27日

七十二候「蟄虫坏戸」。食欲の秋は「きのこ」がおいしい!

9月28日から七十二候の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」です。虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃という意味で、冬ごもりの支度をする時期です。戸をふさいで隠れてしまった虫たちは、来年の春、啓蟄(けいちつ)の頃までお休みとなります。

さて、秋が深まってくるこの時期、人間にとっては食べ物がおいしい季節「食欲の秋」です。
野菜では、さといもやさつまいもなどのいも類、きのこ類が秋を感じさせてくれます。たくさん食べたいところですが、食べ過ぎると体重が心配という方もいますね。私もその一人です。でも、いも類はともかく、きのこ類なら少しぐらい食べ過ぎても心配はなさそう。きのこ類は低カロリーで、食物繊維が豊富。ビタミンB群やビタミンDなどのビタミン類、ミネラルも豊富です。ダイエット中でも存分に味わえる秋の味覚です。

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秋のきのこといえば松茸が思い浮かびますね。松茸は日本原産といわれています。生きた松の根に寄生することからシメジやシイタケのように人工栽培することが難しいため、天然物に頼るしかなく、かえってそれが季節感を失わない理由にもなっています。1年中出回っているしめじやしいたけなども、やはり秋が旬。種類もたくさんあり、煮たり、焼いたり、炒めたり、鍋物にもピッタリの秋の食材です。
新鮮なきのこの選び方や、おいしいきのこ鍋の作り方をご紹介します。

【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【食の歳時記・旬の味】秋の味覚―きのこ
http://www.i-nekko.jp/shoku/2018-091110.html
【食の歳時記・旬の味】秋の味覚―松茸
http://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052714.html

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