日々の便り

2018年11月21日

二十四節気「小雪」。新米をおいしく炊くには?

11月22日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。「小雪」は、冬とはいえ、まだ雪はさほど多くないという意味で、木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。
また、七十二候では「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」になります。「虹蔵不見」は、冬の日差しが弱まって虹が見られなくなる頃だということ。「虹蔵不見」の「蔵」には潜むという意味があります。太平洋側の地域では、日差しのせいだけでなく、空気もカラカラに乾燥するため、虹が見られなくなってしまうそうです。

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そして、11月23日は「勤労感謝の日」。1948年(昭和23年)に「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として祝日に制定されました。もともとは神様に新穀を供えて感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」の日で、人が新米を食べるのは、神様にお供えしてからだったそうです。「新嘗祭」は宮中祭事の中でも最も重要なものとされていますが、宮中だけでなく、新穀を神様に捧げることは広く行われており、各地に残る農耕儀礼にもその名残りが見られます。代表的なものに、能登半島の「アエノコト」や東日本の「十日夜」などがあり、「食」を重要視する日本の文化を感じます。

今年は、もう新米を食べましたか?ふっくらおいしく炊けた新米をほおばる時、「日本人に生まれてよかったなぁ」と感じてしまいます。炊飯器を使ったおいしい新米の炊き方と、土鍋を使った炊き方をご紹介します。お試しくださいね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
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【季節のめぐりと暦】七十二候
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【暮らしを彩る年中行事】勤労感謝と新嘗祭
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【四季と行事食】新米
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【食の歳時記・旬の味】土鍋ごはん
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