日々の便り

2019年09月27日

七十二候「蟄虫坏戸」。秋を彩るリンドウは昔からの生薬

9月28日から七十二候の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」です。虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃という意味で、冬ごもりの支度をする時期です。戸をふさいで隠れてしまった虫たちは、来年の春、「啓蟄(けいちつ)」の頃までお休みとなります。

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さて、秋の山野草として古くから親しまれているリンドウ。日本各地に自生し、可憐な青紫色の花を咲かせています。鉢花や切り花としても人気が高く、改良品種も多く、淡いブルーやピンクや白などのリンドウも出回っています。
また、古来より健胃生薬として利用されており、リンドウという名前もその薬効にちなんだものでした。「良薬は口に苦し」といいますが、「どれだけ苦いんだ!」といいたくなるような由来があるので、咲き方の違いや、飾り方のヒントとともにご紹介します。

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしのまつり・遊び】秋/リンドウ
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/2019-092509.html

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