日々の便り

2021年08月23日

暑さがやわらぐ「処暑」。でも、熱中症対策は万全に

8月23日は二十四節気のひとつ「処暑」です。暑さが落ち着く頃という意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息づかいを感じる時期です。
とはいうものの、大雨、長雨がようやく収まってきて、蒸し暑さが戻ってきました。熱中症には十分注意しましょう。
不要不急の外出は避け、屋内でエアコンをかけて水分や塩分の補給を心がけて過ごすのが一番です。外出するときは帽子や日傘を使い、なるべく日陰を利用すること、水分補給や休息をこまめにとることなどを徹底しましょう。

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さて、七十二候では「綿柎開(わたのはなしべひらく)」になります。
綿の木は7月頃から花が咲き始め、花の後は蒴果(さくか)と呼ばれる実をつけます。その実がはじけて、綿を包むガクが開き始める頃という意味で、「柎」とは花のガクのことです。

また、地蔵菩薩の縁日である8月24日を中心に、子どもたちが主役の祭り「地蔵盆」が行われます。
お地蔵様は子どもたちを地獄の鬼から救う守り神とされ、そのお地蔵様を子どもたちが供養する祭りです。特に、関西地方で盛んに行われていますが、残念ながら今年も開催自粛のところが多いでしょう。
ご供養のお祭りはなくても、引き続きお地蔵さまには子どもたちの健康をしっかり守っていただきたいですね。



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