日々の便り

2016年05月19日

草木が育つ「小満」。桑の葉をもりもり食べる「蚕」ってどんな虫?

5月20日は「小満」。二十四節気のひとつで、陽気が良くなり、草木が成長して茂り、動物や植物にも活気があふれる頃。秋にまいた麦の穂も実り、少し満足する、というところから小満となりました。

農家では田植えの準備が始まる時期で、西日本では梅雨のように天候がぐずつく「走り梅雨」が見られます。梅雨の走りともいい、あけると陽気が戻り、その後本格的な梅雨になります。沖縄には次の二十四節気の「芒種」と合わせて「小満芒種(スーマンボース)」ということばがあり、梅雨を意味します。

また、七十二候の「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」に入ります。蚕の繭から絹をとるため、昔から人々の暮らしを支える重要な生き物として、蚕は大切に育てられてきました。その蚕が桑の葉を盛んに食べだす頃。ひと月ほどで、白い糸を吐きながら繭を作り始めます。

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一昨年、群馬県の富岡製糸場が世界文化遺産に登録されましたが、群馬県では、水はけの良い土地が蚕のえさとなる桑の栽培に適していたことから、昔から養蚕が盛んでした。今も繭の生産量は日本一だそうですが、養蚕業は年々衰退しているといわれており、群馬県でもさまざまな取り組みをしているそうです。

一昔前までは、女性たちがその働き手となり、日本全国で盛んに行われてきた養蚕ですが、今は蚕を見たことがないという人も多いでしょう。蚕とはどんな虫なのでしょう。また、養蚕にまつわる風習やことばもご紹介します。

【暮らしの中の歳時記】養蚕の豆知識
https://www.i-nekko.jp/chie/hint/2018-060316.html
【季節のめぐりと暦】二十四節気
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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