日々の便り

2022年10月03日

七十二候「水始涸」。味覚の秋「新米」をおいしく炊こう

10月3日から七十二候の「水始涸(みずはじめてかるる)」になります。田んぼの水を抜き、稲刈りの準備をする頃。井戸の水が枯れ始める頃との説もあります。
刈り取った稲が稲木にかけられ、垣根のようにずっと続いている光景は、まさに日本の秋の原風景。農家の皆さんのご苦労が実を結び、おいしい新米になります。

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さて、早くもわが家に新米が届きました。さっそく炊いて味わってみようと思います。
最近の炊飯器は高性能になって、どんなお米もふっくらおいしく炊いてくれるようですが、わが家の炊飯器はちょっと旧式。お米の炊き方の基本どおりに準備をします。手早く洗って、きっちり水加減をしたら、しばらく置いてしっかり吸水させ、その後スイッチオン。
「ピピ、ピピ」と炊き上がりを知らせる電子音が鳴ったら、ふたを開けて、つやつやごはんとご対面。少し粘り気の強い新米は、ふっくらとほぐすと良い香りが漂います。

おいしそうに炊けたごはんのことを「銀シャリ」といいますが、シャリは寿司用語でごはんのこと。「銀」がつくことでぴかぴかと艶良く炊き上がった白いごはんが目に浮かび、「銀シャリ」とはなんともうまい表現ですね。
炊飯器を使ったおいしいごはんの炊き方と、土鍋を使って炊く方法をご紹介しています。
ぜひ、ご覧くださいね。
【旬の味覚と行事食】秋/新米
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