七十二候では今日から「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」になります。春霞(はるがすみ)がたなびきはじめる頃という意味です。都会では春霞といってもピンとこないかもしれませんが、朝方や昼間に遠い山などを眺めると、景色がぼやけて見えることがあります。
そして、時間によって表現が変わるのも日本語の面白いところ。霞は昼間に限定され、夜は朧(おぼろ)を用いますので、春の夜空にぼやけたように浮かぶのは朧月(おぼろづき)となります。
私達が天候や情景を語るとき、「霧(きり)が濃い」「朝靄(あさもや)が立ちこめる」「霞(かすみ)たなびく」などといいますが、「霧」「靄」「霞」はどのように違うのでしょう?その違いを知っておくと、折々にことばを使い分けることができます。
【暮らしの知恵】風流なことば/霧、靄、霞の違い
さて、春の到来を告げる梅の花が咲くころです。このところ暖かい日もあり、江戸時代から梅の名所として親しまれてきた湯島天神では、梅の花が見ごろを迎える頃です。約300本の梅の木(白梅が8割)があり、「湯島の白梅」として有名です。学問の神様、菅原道真公を祀る湯島天神は、受験生の参拝も多く、毎年境内は可憐な白梅と合格祈願の絵馬でいっぱいになります。3月8日まで「梅まつり」も開催されています。
【季節のめぐりと暦】七十二候
【暮らしのまつり・遊び】冬/梅の花・梅まつり
2026年02月23日

