日々の便り

2016年01月20日

「大寒」の寒さが味を良くする「寒仕込み」

1月21日は大寒。冷え込みも厳しく、最も寒い頃です。
今年は暖冬といわれていましたが、このところ強い寒波がやってきて一気に冬らしくなってきました。大寒は二十四節気の最後の節気で、ここを乗り切れば春ももうすぐ。寒稽古や寒中水泳が行われるのもこの時期ですね。寒さに耐え、精神を鍛えるという日本人ならではの精神修養の方法です。

七十二候では、「款冬華(ふきのはなさく)」。雪の下からふきのとうが顔を出す頃です。香りが強くほろ苦いふきのとうは、早春の味。日本特産の野菜で、天ぷらにしたり、刻んでみそとあえて蕗みそにしたりするとおいしいですね。ほろ苦さが春の訪れを感じさせてくれます。

pixta_4634348_S雪の中のふきのとう.jpg

また、この寒気を利用して、凍り豆腐や寒天、酒、みそ、醤油などの仕込みが行われます。1年で最も気温が低く雑菌が繁殖しにくいこの時季の水は、「寒の水」と呼ばれ、酒や醤油の「寒仕込み」に使われてきました。

最近は家庭で手作りみそを楽しむ方も増えているようですが、仕込むなら今が仕込みどきです。フードプロセッサーなど便利な調理家電を使えば、みそ作りは意外と簡単。自分で作ったみそは市販のものとは一味違っておいしく感じ、文字通り「手前みそですが・・・」とみそ自慢をしたくなることうけあいです。

わが家では毎年作っていますが、年々味がまろやかになるような気がしますので、今年も材料を準備しました。みそ作りに初挑戦される方はレシピを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気/大寒
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/index.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【食の歳時記・旬の味】手作りみそ
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2019-011610.html

ページトップへ