9月13日は、七十二候の「鶺鴒鳴(せきれいなく)」。
セキレイが鳴きはじめる頃という意味です。セキレイは、スズメ目セキレイ科の鳥で街中でもよく見かけます。特に顔が白いハクセキレイは、公園の広場や駐車場などでも、元気に歩き回る姿が見られます。歩くときに長い尾をしきりに上下させるのが特徴で、尾で地面を叩いているように見えることから「石叩き」「庭叩き」とも呼ばれます。
この尾を振る様子でイザナギノミコトとイザナミノミコトに男女の交わり方を教えたとされ、日本神話にも登場し「恋教え鳥」ともいわれています。
無花果(いちじく)は秋の味覚のひとつ。
赤紫や緑の実の中に、ぷるんとした赤い果肉とプチプチの種が詰まっていて、ひと口食べると、やさしい甘さと独特の香りが広がります。日本でもおなじみの果物ですが、原産地は中東のメソポタミア地方から地中海沿岸にかけての地域です。とても古い歴史をもち、ピラミッドの壁画や旧約聖書にも登場し、宗教や文化の象徴として世界各地で大切にされてきました。
日本に無花果が伝わったのは16世紀ごろ。
最初は観賞用・薬用として広まり「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれていました。現在は西日本を中心に栽培され、生食用の無花果は高級フルーツとしてブランド化も進んでいます。
おいしい無花果の選び方やさまざまな食べ方、そして「無花果」という不思議な名前の由来などはこちらをご覧ください。
【旬の味覚と行事食】秋/無花果(いちじく)
【季節のめぐりと暦】七十二候
【旬の味覚と行事食】秋/無花果(いちじく)
2026年09月13日

