日々の便り

2026年09月18日

七十二候「玄鳥去」。収穫の秋にみんなで楽しむ「芋煮会」

9月18日から七十二候「玄鳥去(つばめさる)」。
春の「玄鳥至(つばめきたる)」の頃に南の国から渡ってきたツバメが、子育てを終え、南へ帰っていく頃です。ツバメは民家の軒先などに巣を作るため、親鳥がせっせとヒナにエサを運ぶ姿もよく見られます。田畑の害虫を食べてくれる益鳥として昔から親しまれてきましたが、最近は耕作地の減少や巣作りに適した家屋の減少などで数が減っているそうです。
一方で、今年の夏はいくつかの道の駅のトイレにたくさんの巣がありました。利用者にとっては、頭上が気になり落ち着かないのですが、猛暑の夏、ツバメたちには過ごしやすい場所だったのかもしれません。

芋類やキノコ類などがおいしい「芋煮」の季節。
実りの秋に、山形県をはじめ東北地方の伝統行事になっているのが「芋煮会」です。近所の人たちや友人たちが河原などに集まり、材料を持ち寄って芋煮を作り、みんなで味わいながら楽しいひと時を過ごします。
芋煮の歴史は古く、江戸時代、上方からの物資を運ぶ最上川舟運の船頭たちが、この地で名産の里芋を煮て食べたことがはじまりといわれています。現在も豚肉を使う庄内風、牛肉を使う内陸風など、さまざまな形で受け継がれ、家庭料理として親しまれています。

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日本一の芋煮会とは?
山形では例年、敬老の日の前日の日曜日に「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されます。山形市馬見ヶ崎川河川敷の会場には直径6.5mの大鍋が設置され、約30,000食の芋煮が提供される、まさに日本一スケールの大きい芋煮会です。山形県民の芋煮への情熱が伝わってきますね。
ご家庭でも芋煮を作って、秋の味覚を堪能してみませんか。おいしい芋煮の作り方などはこちらでご紹介しています。
【旬の味覚と行事食】秋/芋煮会

【季節のめぐりと暦】七十二候
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