日々の便り

2019年12月26日

幸せを願う「おせち料理」のいわれ

12月27日から七十二候の「麋角解(さわしかのつのおつる)」になります。「麋」は大鹿のことです。鹿の雄は春に角が生えはじめ、冬のこの時期になると角が脱落します。

さて、お正月の豆知識として覚えておきたいのが、おせち料理のいわれです。おせち料理は、正月に年神様にお供えする縁起物の料理ですから、料理の一つ一つにも縁起の良いいわれがあります。子どもの頃、おせち料理を食べながら、おばあちゃんやお母さんから聞かされたいろいろなおせち料理のいわれは、案外、忘れないで覚えているものです。

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例えば、数の子は子宝に恵まれるようにと「子孫繁栄」、田作りはイワシが田畑の肥料だったことから「五穀豊穣」、黒豆は「マメに働き健康であるように」などの願いが込められています。この「数の子・田作り・黒豆」は関東では正月に欠かせない「三つ肴(みつざかな)」とされています。
関西の三つ肴は黒豆ではなく、たたきごぼうを加えます。たたきごぼうは、ごぼうのように「深く根を張り代々続くように」。また、たたいて開き、開運を願います。

この他のおせち料理のいわれについても、「暮らし歳時記」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。どの料理のいわれにも先人たちの自然に対する感謝の念や、家族を大切に思う気持ちが込められているように感じます。
お子さまやお孫さまたちと正月を過ごされる方は、ぜひ、いわれを教えてあげてください。おせち料理の由来を知って食べれば、子どもたちもさらに良い一年になると思います。

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしを彩る年中行事】お正月
https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/shinnen_junbi/
【四季と行事食】おせち料理のいわれ
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/osechiiware/

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