日々の便り

2026年07月12日

七十二候「蓮始開」。地域によって違う「お盆」の時期

7月12日から七十二候の「蓮始開(はすはじめてひらく)」。蓮の花が咲きはじめる頃です。
蓮は、最も古い植物のひとつで、およそ1億4000万年前にすでに地球上に存在していたといわれています。蓮の生命力は驚異的で、2000年も前の蓮の実が昭和の時代になって発芽した自生地もあります。

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蓮とよく似た植物に睡蓮がありますが、見分けるポイントは葉。睡蓮の葉は切れ込みがあり、水面に広がりますが、蓮は切れ目がなく、水面より上に葉を広げます。葉を観察すると見分けがつきやすいです。

蓮の名所は各地にありますが、蓮の花は早朝咲きはじめ、昼になると閉じてしまうので早起きをしてみましょう。夏の朝、まだ少し空気がヒンヤリとするうちに静かに開きはじめる姿は一見の価値ありです。

仏教では、蓮は泥の中に生まれても汚れなく清らかに咲くことから「清浄無比の花」と尊ばれ、多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われています。お盆の時期ですから、蓮の花や葉で盆棚を飾る家も多いことでしょう。

東京など都市部では7月13日から16日がお盆。新暦では8月の半ばにあたるため、全国的には季節感を大切にして8月13日から16日に行うところがほとんどですが、東京や函館などでは7月に、沖縄などでは旧暦の7月15日に行われています。

お盆は、先祖の霊を迎える日。昔、亡くなった人は7月の15日に帰ってくるとされていました。お墓参りをしたり、仏壇に盆飾りをしたり、盆踊りが開催されたりと私たちの身近な行事であるお盆。その由来や風習についてご紹介しています。
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