日々の便り

2021年07月15日

先祖の霊を迎える「お盆」。その由来は?

7月15日はお盆。お盆の行事は全国各地で行われるものですが、地域によって時期が違います。旧暦では7月15日でしたが、新暦の今は8月15日の月遅れのお盆が中心です。新暦から旧暦に変わるときに「月遅れ」のお盆となったためですが、東京や横浜などの都市部では7月というところが多くあります。また、沖縄や西南諸島では、旧暦7月15日を守っているので、毎年お盆の日が異なります。

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さて、ご先祖様を偲ぶ行事として私たちに馴染み深い「お盆」ですが、なぜ「お盆」というのでしょうか。料理などを乗せて運ぶお盆と何か関係があるのかしら?と思う方もいるかもしれません。
「お盆」の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。ちょっと日本語らしくないのですが、それもそのはず、「盂蘭盆」はインドのサンスクリット語の「ウラバンナ」(逆さ吊り)、ペルシャ語の「ウラヴァン」(霊魂)からきた言葉だといわれています。また、お盆は供物を盛る器を表しているという説もあります。お盆の由来や日程について、詳しくはこちらをご覧ください。


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