日々の便り

2023年03月26日

七十二候「桜始開」。花見団子が3色なわけは?

3月26日から、七十二候では「桜始開(さくらはじめてひらく)」になります。桜の花が咲き始める頃という意味で、桜の季節の到来です。

ソメイヨシノの開花では、今年は東京が3月14日とトップを切り、その後関東以西では続々と開花が告げられています。平年より10日以上も早く開花したところも多く、春は急ぎ足でやってきました。
桜前線は北陸、東北へと北上し、北海道では5月に満開を迎えます。新型コロナの流行によって自粛・禁止となっていたお花見が今年はいよいよ解禁となり、心躍る春になりました。とはいえ、ルールと節度を守って美しい日本の桜を堪能したいものですね。

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お花見の歴史は古く、平安貴族たちは桜を春の花の代表格として愛で、歌を詠み、花見の宴を開いて楽しんだそう。やがて江戸時代には庶民の春の行楽としても親しまれるようになりました。その頃から花見団子が定着していきましたが、花見に団子のきっかけを作ったのは、あの有名な戦国武将だったとか。また、団子が3色なのにも深い訳がありました。
詳しくはこちらをぜひご覧ください。
【旬の味覚と行事食】 春/花見団子

また、桜やお花見についての記事もたくさんありますので、チェックしてみてくださいね。
【暮らしを彩る年中行事】お花見
【暮らしを彩る年中行事】桜の種類
【暮らしの中の歳時記】桜にまつわることば
【四季と行事食】桜餅
【季節のめぐりと暦】七十二候
【旬の味覚と行事食】 春/花見団子

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