日々の便り

2026年10月01日

神々が集う出雲、神議り(かみはかり)と縁結びの秋

10月の和風月名は「神無月(かんなづき、かみなづき)」。
その由来には諸説ありますが、神を祀る月であることから「神の月」とする説が有力とされています。「無」は「水無月」と同じように、「の」という意味をあらわす「な」にあたるといわれています。また、旧暦10月に全国の神様が出雲に集まるため、諸国に神様がいなくなるという伝承から「神無月」と呼ばれるようになったという説も広く知られています。
このほかにも、神嘗祭(かんなめさい)を行う「神嘗月」、雷が鳴らなくなる「雷無月(かみなしづき、かみなかりづき)」、新酒を醸す「醸成月(かもなしづき、かもなんづき)」など、さまざまな語源が伝わっています。

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出雲では、旧暦10月は「神在月(かみありづき)」
全国の神々が集まるとされる出雲の地では、旧暦10月を「神在月(かみありづき)」と呼びます。出雲大社の祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、自分の子どもたちに全国各地を守らせており、年に一度その子らと他の神々も呼び寄せると伝えられています。古くから神々が集う場所として信仰を集めてきた出雲大社では、旧暦10月になると神々を迎える神事が続き、境内には厳かな空気が漂います。

神々の会議「神議り(かむはかり)」と縁結び
出雲に集まった神々が行う重要な会議が「神議り(かむはかり)」です。ここでは、来年の天候や農作物の収穫、そして人々の「縁結び」について話し合われるとされています。人々の運命的な出会いや意外な結びつきには、神々が決めたご縁が影響しているのかもしれませんね。こうした伝承から、出雲大社は「縁結びの総本山」として広く知られています。来年はどんなご縁が結ばれていくのでしょうか。それはまさに神のみぞ知るということです。

【季節のめぐりと暦】和風月名
【季節のめぐりと暦】神無月の由来

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