2020年06月23日

冬瓜(とうがん)

「冬瓜」は、名前を見ると冬の野菜と思えますが、夏が旬の食材です。
夏に収穫した実が冬まで貯蔵できることから、「冬瓜」と呼ばれるようになったといわれます。実は水分たっぷりで、煮物やスープなどにして温めても冷たくてもさっぱりといただける夏の味覚です。冷たくしておいしい冬瓜のお料理も紹介します。

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■冬瓜の特徴と種類
冬瓜の原産は東南アジアですが、日本でも古くから栽培されています。実の大きさは小さいものから大きいものまであり、大きいものだと10kg以上にもなるといいます。丸形、円筒形、楕円形などさまざまな種類があります。現在主流の琉球冬瓜は、縦長でつやつやした円筒形。大丸冬瓜は、丸型で白く粉をふいたような形状です。


■冬瓜の栄養
冬瓜の95%は水分で、エネルギー量も100g当たり16kcalと低いヘルシーな野菜。肌の健康維持に良いといわれるビタミンCや、ナトリウムを排出してくれるカリウムも豊富です。


■冬瓜の選び方
丸のままの物なら、持ってみてずっしりと重みがあるものを選びましょう。表皮に粉を含む種類のものは、皮全体にしっかり粉をふいていれば完熟した証です。
カットされて売られている場合は、果肉が白くみずみずしいものを選びましょう。種もしっかり詰まっているものが良いものです。

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■冬瓜の下ごしらえ
冬瓜は、臭みやアクを取り除くために下茹でしてから使います。
まず、扱いやすく何等分かに切り分けてから皮をむきます。ピーラーを使うと手軽です。厚くむくと白く、煮あがりも柔らかくなります。薄くむくと、皮の薄緑色が残って彩りが良くなります。
次にワタを取り除きます。包丁で切り落とすか、スプーンでくりぬくようにします。ワタも食べられるので、捨てないでおきましょう。
食べやすい大きさに切ったら、隠し包丁や面取りなどをすると味の含みや見た目が良くなります。
鍋に入れ、多めの水を入れて火にかけ下茹でします。10分くらいゆでて竹串がスーッと通るくらいになれば下茹で完了です。


■サッパリとおいしい!冷たい「冬瓜のコンソメジュレ」
暑い日にサッパリといただける冷たい一品です。
市販のコンソメでコンソメスープを作り、小さめに切って下茹でした冬瓜と、小さく切ったオクラやパプリカなど彩りの良い野菜を入れてさっと煮ます。
火を止めたら、ゼラチンを振り入れ、よく混ぜて溶かします。
バットに移して粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めます。
ガラスの器やグラスなどに盛りつけると、見た目も涼やかで食欲が増しますよ!


■ワタも手軽な一品に「冬瓜のワタのごま和え」
ワタについている種は丁寧に取り除きます。食べやすい大きさに切ったら、きゅうりのうす切りとともに塩でもんでおき、軽く水気を切ってごまだれなどで和えます。お好みでわかめやちくわ、カニカマなどを加えても手軽な小鉢のできあがりです。

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