日々の便り

2016年02月07日

「事八日」ってどんな日?道具に感謝する「針供養」も行われます。

今日は2月8日、「事八日」の日。
実は2月8日は「事始め」の日でもあり、「事納め」の日でもある、「事」を始めたり納めたりする大事な日とされてきました。
「事」とは、もともと祭りあるいは祀りごとを表す言葉で、コトノカミという神を祀るおまつりの日です。そのおまつりが12月8日と2月8日の2回あり、「事八日」「事の日」などといわれました。コトノカミが「年神様」か「田の神様」かで、事始めと事納めの時期が逆転するのです。
詳しくはこちらをご覧ください。理由を知れば「なるほどね!」と納得がいきますよ。

【暮らしを彩る年中行事】事始め・事納め
http://i-nekko.jp/nenchugyoji/sonohoka/kotohajime/

また、事八日には「針供養」が行われます。
針供養とは、古くなった針や、折れたり曲がったりした針、さびた針などを神社に納めて供養し、裁縫の上達を願う行事です。その昔、針仕事は暮らしに欠かせない仕事でした。針供養では、役目を終えた針に感謝して、こんにゃくや豆腐に刺して拝みます。針供養は道具に感謝しながら大切に使ってきた日本人の心がうかがえる美しい風習です。地方や神社によっては12月8日に針供養を行うところもあります。

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また、事八日には「お事汁」を食べるという風習もあります。お事汁とは、里芋、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、小豆などを入れた味噌汁で、これを食べて無病息災を願います。地方によって入れる具材はいろいろあるようですが、野菜がたっぷりとれるので、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。寒い季節に体の芯から温まる伝統の健康長寿食といえますね。作り方はこちらでご紹介しています。

【四季と行事食】お事汁
http://www.i-nekko.jp/gyoujishoku/fuyu/otoso/index.html

そして、明日からは七十二候の第2候「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」です。山里で鴬が鳴き始める頃。春の訪れを告げる鴬は「春告鳥(はるつげどり)」とも呼ばれます。「梅に鶯」とよくいいますが、梅の花も早春一番に開花するおめでたい花。このふたつの取り合わせは人々の理想のイメージで、「取り合わせが良いふたつのもの。美しく調和するもの」という意味があります。
各地で梅まつりも開かれる頃です。早春のお出かけ先にぴったりですね。

【暮らしを彩る年中行事】事始め・事納め
http://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/sonohoka/kotohajime/
【暮らしのまつり・遊び】針供養
http://www.i-nekko.jp/matsuritoasobi/fuyu/hari-kuyo/index.html
【四季の行事食】お事汁
http://www.i-nekko.jp/gyoujishoku/fuyu/otoso/index.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしのまつり・遊び】梅の花・梅まつり
http://www.i-nekko.jp/matsuritoasobi/fuyu/umenohana/index.html

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