日々の便り

2018年12月13日

年神様の神聖な場所を示す「注連縄・注連飾り」

注連縄や注連飾りは、年神様を迎えるために飾りつけるものです。
「しめ」には神様が占める場所という意味があり、天照大神が岩戸に二度と隠れないよう縄を張ったという日本神話に由来しています。お正月には、神棚、玄関、床の間などに注連縄を張ったり、注連飾りを飾ったりして「ここは年神様をお迎えする神聖な場所ですよ」と示したのです。
注連縄・締め飾りには、用途や地域によってさまざまな種類がありますが、一般的なものをご紹介します。

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●ごぼう締め
ごぼうのような形をした注連縄です。縄は普段は右へねじる「右綯い(みぎない)」ですが、正月の注連縄は左へねじる「左綯い(ひだりない)」で特別なものになっており、飾るときは太い方を向かって右にします。これは、人側ではなく神様側から見たときに、元の太い部分が神聖とされる左側になるようにするためです。
ただし、伊勢地方の注連飾りは向きが逆で、ごぼう締めに前垂れや「笑門」などの木札がついており、一年中、門や玄関に飾られています。

●玉飾り
太い注連縄を輪にして、前垂れ、ウラジロ(清廉潔白・長寿)、紙垂(しで:神様の降臨を表す)、ユズリハ(子孫繁栄)、ダイダイ(家運隆盛)、海老(長寿)、扇(末広がり)など、様々な縁起物をつけた注連飾りです。玄関先につけられ、東日本でよく見られます。

●輪飾り
細い注連縄を輪にして、ウラジロや紙垂をつけた小型の注連飾りで、個々の部屋や水回りなどに飾ったり、門松と組み合わせて飾ったりします。

注連縄や注連飾りを飾るときは、「二重苦」「苦立て」につながる29日、「一夜飾り」とされる31日を避けて飾りましょう。門松や鏡餅も同様です。

【暮らしを彩る年中行事】お正月
http://i-nekko.jp/nenchugyoji/shinnen_junbi/
【暮らしを彩る年中行事】お正月/注連縄・注連飾り
http://i-nekko.jp/nenchugyoji/shinnen_junbi/simenawa/

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